電車・バスで行く!和久傳の森 森の中の家 安野光雅館│アクセスガイド

絵本作家・画家として世界中に愛される安野光雅。その作品世界をそのまま体感できる美術館「森の中の家 安野光雅館」が、日本海に面した京丹後市の豊かな自然の中にひっそりと佇んでいます。 料理旅館「和久傳」が手がける「和久傳ノ森」の一角にあり、建物は安藤忠雄により設計されました。森の静寂に包まれた特別な空間となっています。
「車がなくても行けるの?」と思われる方もいるかもしれません。確かに少しアクセスに工夫が必要ですが、公共交通機関だけでも十分たどり着けます。この記事では、電車とバスを使った具体的なルートを解説します。
まずは京都駅から最寄り駅(久美浜駅・峰山駅)へ
和久傳ノ森 安野光雅館の最寄り駅は、京都丹後鉄道(KTR)の「久美浜駅」または「峰山駅」です。京都駅からはJRと京都丹後鉄道を乗り継いで向かいます。
京都駅から日本海方面へは特急「はしだて」「まいづる」「きのさき」を利用するのが便利です。福知山駅で京都丹後鉄道に乗り換えると、峰山駅まで約2時間、豊岡駅で乗り換える場合は久美浜駅まで約2時間30分ほどで到着します。
参考│私の実際の移動スケジュール(2025年10月平日)
■京都駅→豊岡駅【JR特急】 ↓ 07:32~09:41 ↓ JR特急きのさき1号 城崎温泉行 ■豊岡駅→久美浜駅【京丹後鉄道】 ↓ 09:51~10:06 ↓ 京都丹後鉄道宮豊線 西舞鶴行 ■久美浜駅→谷【バス】 ↓ 10:30~10:48 ↓ あじさい号佐濃南線 尉ケ畑行 ■谷→和久傳ノ森【徒歩】 ↓ 10:50~10:58 ↓ 徒歩 ■和久傳の森
交通系ICカード使えません!でもクレジットタッチ決済OK!

注意点として、京都丹後鉄道エリアはICカード(Suica・PASMOなど)が利用できません。乗車前に必ずきっぷを購入するか、クレジットカードを用意しておきましょう。

豊岡から久美浜駅までの料金は300円。 JR豊岡駅での京丹後鉄道への乗り換えは、ホーム内になります。2階の改札から出てしまわないように気をつけましょう。
最寄り駅から安野光雅館まで

駅に着いたら、ここからが少し旅らしい道のり。美術館までバスかタクシーで向かいます。
① 久美浜駅から(バス利用)
久美浜駅から丹海バスに乗り、「谷工業団地前」バス停で下車します。運賃は200円。バス停を降りたら、看板が見えてきますので、坂を道なりに上りながら進むと、右手に和久傳の工房と和久傳ノ森の入口が見えてきます。
もしくは市営バス(コミュニティバス)もあります。こちらは「あじさい号」で「谷」駅を目指します。
市営バス時刻表│久美浜駅→谷【2025年10月時点】

丹海バス時刻表│谷工業団地→久美浜駅【2025年4月1日時点】

② 峰山駅から(バス利用)
峰山駅からも同じく丹海バスで「谷工業団地前」へ向かいます。バス停からの徒歩ルートは久美浜駅ルートと同じです。
バス利用の際の注意点
丹海バス・市営バスともに本数が少ないです。行き帰りともに事前に時刻表を確認し、計画的に動くことが大切です。特に帰りのバスを逃すと次の便まで長時間待つことになりかねません。美術館の滞在時間を見越したうえで、余裕を持ったスケジュールを組みましょう。
時刻表は公式サイトで確認できます。
③ タクシーを利用する場合(要事前予約)
バスの本数が少ない時間帯はタクシーも選択肢に入ります。駅前に流しのタクシーがありませんので、いずれも事前予約が必要です。
久美浜駅から:久美浜タクシー(TEL: 0772-66-3938)、所要約15分・目安2,500円前後 峰山駅から:峰山タクシー(TEL: 0120-39-0018)、所要約25分・目安4,300円前後
久美浜駅経由で行く場合、豊岡からタクシーに乗るのも手です。乗車距離が長くなりますが(約25分)、バス停から登り道になることも踏まえると、移動に不安がある方にとってはいい選択肢かもしれません。 一方で、健脚の方や時間に余裕のある方は、京丹後鉄道を利用した場合、ローカル鉄道らしいゆったりした時間・景色を楽しめます。
まとめ:公共交通機関でも行ける、森の美術館
・京都駅から特急「はしだて」「きのさき」などで峰山駅または久美浜駅へ(約2〜2時間30分) ・京丹後鉄道や町営バスはICカード不可のため、現金・クレジットカードを準備 ・バスは本数が少ないため、往復の時刻表を事前に確認すること、バス停からは10分程歩きます。 ・タクシーは事前予約が必要
少し手間はかかりますが、だからこそたどり着いたときの感動もひとしお。森の中に静かに佇む安野光雅の世界は、その道のりさえも旅の一部に変えてくれます。 ぜひ時間に余裕を持って訪れてみてください。